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会社の台風対策マニュアル|接近前・当日・通過後

災害・停電対策

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会社の台風対応は、当日の臨時連絡だけでは間に合いません。72〜48時間前から設備・人員・物流を順番に止める時系列表を作ると、判断の遅れと担当漏れを減らせます。

法人担当者向け・台風対応の早見表

時期 経営・総務 現場・設備 購買・物流
平時 責任者・代行者・休業権限を決定 危険箇所と避難経路を点検 拠点別の備蓄基準を作成
72〜48時間前 対策本部と連絡網を起動 飛散物固定・排水確認 納品変更と不足品の手配
24時間前 出勤・在宅・休業を通知 止水・設備停止を準備 充電・燃料・保管場所を確認
当日 人命優先で中止・避難判断 点呼後に危険区域から退避 緊急発注より安全確保を優先
通過後 再開承認者が安全確認 浸水・漏電・落下物を点検 使用量と不足を次回へ反映

平時に決めておくこと

  • 防災責任者・代行者・拠点責任者
  • 出勤、在宅勤務、休業、避難を決める権限
  • 従業員・取引先・配送会社への連絡順
  • 屋外資材、看板、車両、排水口、地下設備の点検箇所
  • 停電時に維持する重要業務と停止できる設備

72〜48時間前

  1. 気象庁の台風情報と早期注意情報を確認
  2. ハザードマップで浸水・土砂・高潮リスクを確認
  3. 屋外資材、仮設物、看板、飛散物を固定または屋内へ移動
  4. 納品・集荷・現場訪問の日程変更を打診
  5. 吸水土のう、ライト、ラジオ、電源の数量と動作を確認

24時間前

  • 出勤・在宅勤務・休業の方針を全員へ一斉通知
  • PC・通信機器・ポータブル電源を満充電
  • 重要データをバックアップ
  • 低い場所の在庫・書類・電気機器を上階または棚上へ移動
  • 排水口を清掃し、出入口へ止水資材を仮配置

当日

警報の有無だけでなく、キキクル、自治体の避難情報、現場の風・浸水・河川状況を確認します。避難開始が遅れる可能性がある作業は、危険が顕在化する前に中止してください。

判断の優先順位

  1. 人命と安全な避難時間
  2. 法令・作業計画上の中止基準
  3. 自治体・気象庁の情報
  4. 現場の実測と設備状況
  5. 納期・売上・操業

通過後

「雨風が弱まった」だけで再開しません。落下物、屋根・外壁、浸水、漏電、ガス臭、地盤、通勤経路を確認し、異常箇所は立入禁止にします。水に濡れた電気機器は自己判断で通電せず、専門業者へ確認してください。

拠点別の初期配備数を決める

防災用品は従業員数だけでなく、建物の出入口数、低所の設備数、連絡手段、停電時の担当班数から算定します。吸水土のうは出入口と浸水経路ごと、防災ラジオは情報収集を継続する拠点ごとに配備し、使用済み・破損時の交換予備を加えます。

用品 数量の基準 大量購入前の確認
吸水土のう 防護する出入口・浸水経路の幅と段数 吸水後の重量、廃棄方法、保管期限
防災ラジオ 対策本部・主要拠点・夜勤班ごと 受信、電池、充電、保管担当
ライト 避難誘導担当・点検班・受付ごと 連続点灯時間、予備電池、月次点検
電源 維持する機器のW×使用時間から算定 定格出力、起動電力、充電・保管条件

購入の順番:1拠点で配置と訓練を試し、使用場所と必要数を確定してから全拠点へ展開します。商品単価だけでなく、同一仕様を追加購入できるか、納期、請求書・インボイス、保証窓口も比較してください。

初動用に用意するもの

多拠点へ一括配備する場合は、1拠点あたりの必要数と保管期限を管理表にします。

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監修・運用上の注意:業種別法令、発注者ルール、メーカー基準、地域の避難情報を優先してください。更新日:2026年8月23日

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