結論:従業員30人規模の倉庫では、WBGTの測定、給水、休憩、身体冷却、異常時対応を別々にせず、一つの購入・運用計画として準備します。以下は同時勤務30人を想定した数量検討の出発点です。
| 優先度 | 備品 | 数量の考え方 | 確認点 |
|---|---|---|---|
| 必須 | 黒球式WBGT指数計 | 測定条件が異なる作業区画ごとに1台を基本に検討 | JIS適合、屋内外、記録、警報 |
| 必須 | 給水用品 | 勤務人数・シフト・補充頻度から不足しない量を算定 | 保管場所、補充担当、衛生管理 |
| 必須 | 休憩場所用品 | ピーク時に休む人数が利用できる席数・送風・冷房 | 作業場所からの距離、電源 |
| 推奨 | 個人用冷却用品 | 対象作業者1人につき1セットを基準に検討 | サイズ、作業適合、交換・充電 |
| 必須 | 緊急冷却・救急用品 | 作業区画または救護場所ごとに配置 | 配置表示、使用期限、搬送手順 |
30人規模の発注リスト例
以下は「同時勤務30人・作業区画2つ」を仮定した場合の数量の考え方です。区画数やシフト数が異なる場合は、下の表の考え方だけ流用して数量を置き換えてください。
| 備品 | 数量の例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 黒球式WBGT指数計 | 2台 | 作業区画ごとに1台。区画数がそのまま台数の目安になる |
| 局所冷房・大型ファン | 1〜2台 | 休憩場所と、風が届きにくい固定作業地点に1台ずつ |
| 緊急冷却・救急用品 | 2セット | 20人用セットを想定した場合、30人では2セット目安(各区画に1) |
WBGT指数計:A&D AD-5695DLB

屋内外のWBGTを黒球式で測定・記録できます。区画ごとに設置すれば、場所による条件差を数値で比較できます。
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休憩場所の冷房:スイデン SS-25EL-1T

固定の休憩場所や作業地点を局所的に冷やせるスポットクーラーです。倉庫全体ではなく、人が集まる場所に絞って導入したい場合に向きます。
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個人用冷却用品と給水用品は、対象人数と現場条件に幅があるため、下から人数分で比較して選んでください。
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購入前に決めること
- 同時勤務人数と高リスク作業者
- 温度条件が異なる作業区画
- 測定・補充・点検の担当者
- 休憩場所と電源・水道の有無
- 異常時の報告、冷却、救急要請、搬送先
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よくある質問
30人なら全員に同じ用品が必要ですか?
作業内容、暑熱環境、持病や服装条件が異なるため一律ではありません。共通備品と個人配布品を分けて数量を決めます。
購入だけで対策は完了しますか?
完了しません。測定、作業調整、報告、休憩、冷却、救急対応の手順と一緒に運用してください。
数量は一般的な検討例です。実際の法令適用、作業中止、医療判断は最新の行政資料、所轄労働基準監督署、産業医等へご確認ください。

